自転車乗車前の点検を確実に行いましょう
自転車乗車前の点検を確実に行いましょう
平成29年6月から令和2年5月末までの3年間では、自転車に関する事故等は7月に最も多く発生しています。
また、治療期間及び傷害内容が明らかな事故185件のうちでは、治療期間は「1ヶ月以上」が60件と最も多く、重傷となりやすいことがわかりました。
事故内容はチェーン外れ等の「製品破損」が最も多く、定期的な整備・点検が必要です。
事例
【事例1】2ヶ月前、ネット通販で購入した折りたたみ自転車のチェーンが切れ、転倒しけがを負った。
【事例2】坂道で電動自転車のブレーキがきかなくなり、坂下にあったガードレールに激突してがけ下に落下し、
全身を打ち付けられ大けがをした。
【事例3】自転車の前部座席に乗っていたところ、後部座席に年上の子が乗ろうとしたときに自転車ごと転倒して
コンクリートで頭部を打撲。シートベルトはしていたが、ヘルメットはしていなかった。
脳しんとうで2日間入院。
【事例4】自転車に乗っていて緩やかな坂を曲がるときに自転車ごと右に転倒。
ヘルメットを装着しておらずコンクリートで後頭部を打撲した。
アドバイス
(1)乗車前には自転車に異常が無いか点検しましょう。
お使いの自転車及び付属品がリコール対象で無いか確認し、対象であればすぐに使用を中止してください。
(2)子供を乗せる場合には足が車輪に巻き込まれないよう、自転車の荷台に乗せてはいけません。
また、子供を前にだっこして自転車に乗らないでください。
(3)「自転車安全利用五則」を守りましょう。また、ヘルメットを着用すると共に、
万が一の事故に備えて自転車損害賠償責任保険等に加入しましょう。
☆自転車安全利用五則☆
・自動車は、車道が原則、歩道は例外
・車道は左側を通行
・歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
・安全ルールを守る
・子供はヘルメットを着用
関連サイト
○警察庁 自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~
○(独)製品評価技術基盤機構(NITE) 春本番、自転車の思わぬ事故に注意!
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