開催期間 

2012春季企画展ポスター

平成24年4月28日(土曜日)から6月24日(日曜日)

開催趣旨

 平安時代初期に成立した医書『大同類聚方』に「戛羅城薬(カツラキクスリ)が収録され、當麻寺中之坊では役小角が製造したと伝承される「陀羅尼助」が伝わるように、大和葛城の地は、古代から薬の産地としてよく知られていました。
また、葛城市脇田の念誦院では、聖武天皇のころ、葛城山の薬草を集め施薬院が建立されたという伝承も伝わります。
江戸時代に入り、新庄と御所に桑山氏が入部すると、葛城市大屋の慶雲寺を中心に「桑山丸」が製造されるようになりました。この「桑山丸」は、大和を代表する薬でした。
また、桑山氏は製薬・売薬業を保護・発展させたものと思われます。このことにより、現代にいたるまで葛城は、全国的にも製薬・売薬業の地として知られています。
本企画展では、葛城を含む奈良県(大和)の代表的な産業である「薬」にスポットを当て、その歴史をふりかえることにします。
(開催要項より) 

展示構成

1.大和の薬のあけぼの
2.江戸時代の大和の薬
3.製薬
4.大和売薬

おもな展示資料 

陀羅尼助看板(當麻寺中之坊蔵)、葛城山施薬院慈光寺由緒扁額(念誦院蔵)、三光丸クスリ資料館所蔵資料、奈良県立民俗博物館所蔵資料、高取町薬業連合会所蔵資料、高取町教育委員会所蔵資料、奈良県立図書情報館所蔵資料、市立五條文化博物館所蔵資料、本館所蔵資料