夏季企画展『孝女伊麻と竹内街道 -今市物語絵巻に描かれた孝女伊麻-』

会 期:平成25年7月20日(土曜日)から8月25日(日曜日)

講演会:平成25年8月17日(土曜日)午後2時から

    「孝女伊麻について」

    講師:井上昌典(葛城市教育委員会学校教育課)

      ※上記のとおり、講演会を実施いたしました。

展示品:「今市物語絵巻」は、期間中巻き替えがおこなわれます。

    【前半】7月20日(土曜日)~8月5日(月曜日)

    【後半】8月7日(水曜日)~8月25日(日曜日)

開催にあたって

 江戸時代の中ごろ、とても親孝行な娘として大和国の内外にまで広く知られた孝女「伊麻」。その伊麻の生涯が、美しい絵と格調ある詞書(ことばがき)で表現された「今市物語絵巻」を中心に、江戸時代以降の竹内街道関連資料を展示します。

 伊麻は、葛城の今市村(現:葛城市南今市)に生まれ、その後奉公により竹内村(現:葛城市竹内)で暮らしていました。父が重い病に倒れた時も、その看病に献身的に尽くすなど、数々の親孝行ぶりに、当時の当地域の領主で郡山城主であった本多政勝候から褒美を与えられました。そして、その評判は葛城地域のみならず、大和国外まで知れ渡るようになりました。

 また、俳聖として世に知られる松尾芭蕉も、竹内村を訪れたおりに伊麻と会い、その時の感動を知人に伝えています。

 この孝女伊麻のお話は、物語や絵巻として、いくつかの作品が伝えられていますが、今回展示する「今市物語絵巻」は、その中でも決定版といえる名作です。

 作品の絵は、画僧古燗(こかん・1653-1717)の筆により、詞書は公家の武者小路実陰(1661-1738)の書によります。

 江戸時代の竹内街道関連資料とあわせて、この機会に、ぜひご覧ください。

主な展示品

  • 「今市物語絵巻」一巻 (長さ15m20cm)
  • 江戸時代以降の竹内街道関連資料
    など