城下町科研・大和研究集会 

 16・17世紀大和国における都市と権力

  ―城下町・陣屋町の成立と変容―

共催:葛城市歴史博物館、1617会

  

 中世の大和国(とりわけ奈良盆地)は、興福寺が「守護」であったとされ、国内の土豪は「衆徒」「国民」などとして興福寺に仕えていた。16世紀になると、そうした国人・土豪たちの独立性が強まり、それぞれが地域社会の核となるとともに、居館に付属する市町を経営した。16世紀後半以降、松永久秀、豊臣秀長などの支配を経るなかで国内制度の改変がなされたが、地域の分立、政治権力の「錯綜」状況は維持され、近世には多くの藩がそれぞれ城下町・陣屋町を中心に支配を展開した。新たに真宗寺内町を建設し、城下町・陣屋町の興隆をはかることも行われた。

 このように特異な展開をみせた16~17世紀大和国の権力構造を、都市の視点から解明することで、新たな地域像を提起したい。

 

1.開催日

   2015(平成27)年10月31日(土)~11月1日(日)

 

2.研究集会会場

   葛城市歴史博物館 あかねホール

 

 

3.日程

 (*報告題目はすべて仮題)

 

第1日 1031日/土) 研究集会(第1日)

  13:00~13:10 あいさつ、趣旨説明

  13:10~13:50 特論1 土平 博氏(奈良大学)

          「大和国の近世城下町と陣屋町」

  13:50~14:30 報告1 山川 均氏(大和郡山市教育委員会)

          「筒井城・多聞城・郡山城と城下町」

  14:40~15:20 報告2 冨田真二氏(高取町役場)

          「高取城と城下町の成立」

  15:20~16:00 報告3 辻本宗久氏(宇陀市教育委員会)

          「宇陀松山城(秋山城)と城下町の変遷」

  16:00~16:40 報告4 葛本隆将氏(平群町教育委員会)

          「中世龍田城から龍田陣屋町へ」 

第2日 111日/日) 研究集会(第2日) 

   9:10~ 9:50 特論2 福島克彦氏(大山崎町歴史資料館)

          「寺内町と城下集落 ―今井町・八木と十市氏-」

   9:50~10:30 特論3 岡村喜史氏(本願寺史料研究所)

          「陣屋町としての近世寺内町」

  10:40~11:20 報告5 清水琢哉氏(田原本町教育委員会)

          「田原本寺内町について」

  11:20~12:00 報告6 稲垣 翔氏(元葛城市歴史博物館)

          「新庄陣屋町について」

  13:00~13:40 報告7 山崎竜洋氏(五條市教育委員会)

          「二見城と五條・新町」

  13:40~14:10 総論  仁木 宏氏(大阪市立大学)

          「中近世移行期における大和国の特徴」

  14:20~16:30 討論

 ★会場周辺に食堂はありません。

  原則として、弁当などをお持ちいただき、会場建物の外で食べていただくことになります。ご了承ください。

 

4.申し込み 

 葛城市歴史博物館 (電話:0745(64)1414)まで、事前にお申込みください。