沿革

博物館外観

葛城市歴史博物館の前身は、平成12年11月に開館した「新庄町歴史民俗資料館」です。「新庄町歴史民俗資料館」は、奈良県下13番目の登録博物館に認定され、新庄町のみならず、葛城地域、奈良県全体を視野に入れた、歴史・伝統・文化に関する展示をおこなってきました。

平成16年10月、新庄町と當麻町が合併し「葛城市」が誕生しました。それにあわせて、新庄町歴史民俗資料館も「葛城市歴史博物館」と名称変更をおこない現在に至っています。
 

 

開館にいたる経緯と経過

目的

近年のめまぐるしい社会の進展と生活様式の急激な変化に伴い、私たちの祖先が大切に保存し、継承してきた文化遺産が、顧みられることなくいとも簡単 に廃棄されようとしています。かけがえのない文化遺産を私たちの世代で絶やすことなく、収集・保存し、調査・研究するとともに、展示して後世の人たちに伝 えていく拠点施設の必要性から、平成2年3月『新庄町生涯学習構想』に資料館の設立が要望されました。また平成6年3月の『新庄町総合計画』には、歴史民 俗資料館の建設が町議会の承認を得て盛り込まれました。

建設への歩み

これに対処すべく、平成9年6月議会において『歴史民俗資料館建設調査特別委員会』が設置され、建設予定地の確保、建設規模等につき、調査・研修等 を重ねました。また平成9年9月には『資料館・複合施設建設にかかる敷地利用プロポーザル』を実施しました。これらの結果、平成9年10月に『新庄町歴史 民俗資料館建設基本構想』が策定されました。

一方歴史民俗資料館の展示については、平成9年9月に歴史民俗関係の学識経験者を中心に、展示専門委員の委嘱を行いました。『歴史民俗資料館展示専 門委員会』は平成9年9月から平成12年2月にかけての約2年半の間に、計11回開催され、展示関係を中心に討議が行われました。

平成10年5月議会において新たに『歴史民俗資料館建設特別委員会』が設置され、また同年4月には『歴史民俗資料館建設室』が設置されました。これにより歴史民俗資料館の建設に向けての歩みが本格的になりました。

建設工事

平成10年11月には歴史民俗資料館の起工式を行い、平成11年12月に建設工事の竣工を見ました。引き続き展示工事を行い、平成12年9月に展示工事が竣工しました。

条令等の制定

平成12年3月28日には『新庄町歴史民俗資料館条例』が制定され、4月1日に一部施行されました。同年11月17日に『新庄町歴史民俗資料館条例施行規則』が制定され、条例が本格的に施行されました。

博物館登録

博物館登録については、平成12年8月23日に奈良県教育委員会に対し登録申請を行い、同年11月9日に登録がなされました。

開館

新庄町歴史民俗資料館はこのような経緯を経て、平成12年11月17日に開館記念式典を、翌18日に一般公開を行い開館となりました。

その後、順調に館としての活動をおこなう中、平成16年10月1日、新庄町および當麻町が合併し新たに葛城市が誕生しました。このことにより、新庄町歴史民俗資料館は、葛城市歴史博物館と改名し、新たなスタートをきることとなりました。

平成18年1月には、合併以降整理を続けてきた両町の資料を常設展示室に反映すべく、一部展示替えを行い、現在にいたっています。