第11回特別展

会期:2010年10月9日(土曜日)~11月28日(日曜日)

会場:歴史博物館特別展示室

関連行事

下記のとおり特別展記念講演会をおこないました。

10月16日(土曜日)午後2時から

 

 

 

「天平人の生活白書」

講師:森下恵介氏(奈良市埋蔵文化財調査センター所長)

11月13日(土曜日)午後2時から

「土器から見た平城京のくらし」

講師:池田富貴子氏(奈良市埋蔵文化財調査センター職員)


開催にあたって

2010年は、平城京への遷都がなった710年から1300年の節目の年にあたります。これにあわせ奈良県下では平城遷都1300年記念事業が開催されています。

今回はこの全県的な取り組みに呼応すべく「華の都の南西で ―葛城と平城京―」というタイトルで展覧会をおこないます。

本展覧会では、関連性が希薄に思われる平城京と葛城の関係について言及し、奈良時代における葛城地域の状況の一端についてご紹介したいと思います。

特に葛城市で近年成果公表した竹内遺跡、古殿遺跡といった横大路沿いに展開する奈良時代の遺跡では、そこに官営的な性格が読みとれることから、平城京との直接的な関係を考えることができます。また、新在家遺跡でも当該期における官営の建物群の存在が強くうかがわれます。

葛城市は、横大路・竹内街道を通じ平城京と直接つながる交通路上に位置しています。当時花開いた文化をいち早く受容する環境に恵まれており、その成果は現在にその姿を残す當麻寺などに代表される仏教文化の開花という形で一部あらわれています。

華の都の南西、この葛城の地でその時何がおこっていたのか。

今まで考えてみたこともなかった、平城京と葛城の関係について、また葛城市の奈良時代について知見を深めていただければ幸いです。

展示構成

1.平城京

2.奈良時代の葛城

3.葛城と平城京

主な展示品

平城京出土資料(奈良市教育委員会蔵ほか)

竹内遺跡出土の奈良時代資料(本館蔵)

古殿遺跡出土の奈良時代資料(本館蔵

三ツ塚古墳群出土の漆塗り革袋(奈良県立橿原考古学研究所蔵)

ほか

[過去の展覧会へもどる]