会期:2010年7月17日(土曜日)から8月16日(月曜日)

会場:歴史博物館特別展示室

関連行事

下記のとおり、講演会を実施いたしました。

7月17日(土曜日)「當麻寺縁起絵巻(享禄本)の特徴」

講師:藤澤隆子氏(元東海学院大学教授)

開催にあたって

このたび、国指定重要文化財「當麻寺縁起絵巻-下巻-」を中心に、その関連資料を取りそろえて、夏季企画展を実施いたします。

なかでも、奈良国立博物館から地元博物館に1カ月間だけの里帰り展となる、當麻寺所蔵「當麻寺縁起絵巻-下巻-」は、室町時代に創作された大和絵絵巻の一典型と評されながら、公開の機会もごく限られていました。

今回の展示では、中将姫の半生を劇的に描いた「絵巻・下巻」のすべてを、前・後期に分けて公開いたします。下巻の全内容をご覧いただける、またとない機会となります。

絵は、当時の宮廷絵所預の土佐光茂(一部南都絵師・琳賢)、詞書は三条西実隆(書道三条流の祖)父子の制作になるものです。

さらに、平城京で生まれ育った中将姫が、母の菩提を願って写経したと伝わる「称讃浄土経」(奈良時代)や、當麻寺聖衆来迎練供養会式で近年まで使用 されていた菩薩面のうち、室町時代の2面、またその装束など。普段一般公開されることのほとんどない貴重な文化財を、展示いたします。

展示替えについて

絵巻の全体を見ていただくために、展示替えをおこないます。

前期:7月17日(土曜日)から7月31日(土曜日)

後期:8月1日(日曜日)から8月16日(月曜日)

主な展示品

重要文化財「當麻寺縁起絵巻下巻」(室町時代) 當麻寺所有、奈良国立博物館蔵

称讃浄土経(奈良時代) 奥院所蔵

菩薩面(室町時代) 當麻寺(護念院)所蔵

當麻寺練供養装束 當麻寺(護念院)所蔵

當麻寺曼荼羅堂 軒瓦(室町時代) 當麻寺所蔵

西国三十三所名所図会、大和名所図会

ほか

[過去の展覧会へもどる]