ここまでわっかた笛堂環濠

会期:2007年7月28日(土曜日)から9月2日(日曜日)

会場:歴史博物館特別展示室

関連行事

2007年度「葛城学へのいざない」第4回において、企画展テーマにあわせた講演会をおこないました。

 

 

開催にあたって

葛城市の中世を考えるにあたり、北の万歳氏、南の布施氏という大和の国人たちの動向は欠かすことができません。これらの国人達が築いた城は万歳山城、布施城といった山城が現在も葛城・二上山系の山中にのこっています。

葛城市笛堂は、かねてより中世の環濠集落としての性格が指摘されてきた場所です。現在の笛堂集落内には「城山」の字名もあることから、城あるいは居 館をともなった環濠集落であったと予測されてきました。しかし、文書あるいか絵図といった資料に恵まれずその実態がどのようなものであったのかわからない まま今日にいたろうとしていました。

昨年、工事にともなって笛堂環濠の発掘調査をおこなう機会を得ました。調査は軽微なものでしたが、結果として得られた情報は笛堂城および笛堂環濠の実像の一端を明らかにするものでした。

今回の展示は、調査で得られた結果を広く公表するとともに、そこから考えた笛堂城および笛堂環濠の姿を披露したいと思います。

山城だけではない中世の葛城市の様子を紹介するとともに、郷土の身近な個所に眠る歴史を、多くの人々と共有し楽しみたいと思います。

展示構成

1.発掘!笛堂環濠

2.見えてきた笛堂環濠の姿

3.布施氏と笛堂環濠

主な展示品

笛堂環濠発掘調査出土遺物

笛堂環濠発掘調査写真パネル

葛下郡笛堂村実測全図(奈良県立図書情報館)

大正12年10月15日 北葛城郡新庄村笛堂耕地整理組合設計書(奈良県立図書情報館)

笛堂環濠復元試案模式図

笛堂環濠復元試案模式模型

ほか

 

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