大和木綿

 

会 期:平成29年1月21日(土曜日)から3月12日(日曜日)

休館日:毎週火曜日、第2・4水曜日

観覧料:一般 200(160)円、高校・大学生 100(80)円、小・中学生 50(40)円

    ※()は、20名以上の団体料金

    ※その他、歴史博物館については、こちらから。

記念講演会

     ●3月11日(土曜日)午後2時から

      「大和がすり」

       講師:横山浩子(奈良県立民俗博物館学芸係長)

     

     会場:歴史博物館2階「あかねホール」

     募集:200名(要申し込み:電話 0745-64-1414)

     入場:無料

開催にあたって

 戦国時代に衝撃をもって伝来された品が二つあります。ひとつは鉄砲であり、もうひとつは木綿です。
 鉄砲が、戦国時代の戦いのあり方を大きく変化させたことはよく知られています。しかし、木綿が人びとの生活に大きな変化をもたらしていたということは、あまり知られていません。
 木綿は中国大陸や朝鮮半島から伝来しました。戦国時代には、鉄砲と同じように兵士の衣服や、鉄砲の火縄等の軍需品として使用されていました。鉄砲は、戦国時代の終了とともにその役割を終えます。一方木綿は、それまで衣類の材料として使用されてきた麻や絹と違い、保温・吸湿性に強く、洗濯もしやすいという利点から、江戸時代になると庶民の衣類として盛んに利用されるようになり、日本の衣類事情を大きく変貌させました。
 需要が急激に拡大するにつれて、国内でも木綿の栽培がおこなわれるようになります。大和でも木綿の栽培が盛んになり、大和木綿という大和を代表する織物が生み出されました。特に葛城地域では、田方綿作という田に綿を植える方法で木綿を栽培し、その木綿で織物を生産することで大和木綿の一大生産地にまで発展しました。
 明治時代になると綿は輸入品を使用するようになりますが、織物業としての大和木綿は衰えることなく、「大和の白絣」に代表されるように、より一層の隆盛をみます。現在でも繊維産業は、葛城地域の大きな地場産業として活躍し続けており、江戸時代から続く大和木綿の伝統が受け継がれています。
 今回の展示では、葛城地域の一大産業であった大和木綿をとおして、江戸時代以降の郷土の営みの一端を紹介いたします。
 

展示構成

 1.大和木綿

 2.染

 3.機とその周辺

 4.木綿の生産と流通

主な展示品

  • 各種木綿資料
  • 木綿製品制作過程(パネル展示)
  • 木綿流通関係文書資料

  ほか