夏季企画展「竹内遺跡」

会 期:平成29年7月29日(土曜日)から9月3日(日曜日)

休館日:毎週火曜日、第2・4水曜日

観覧料:一般 200(160)円、高校・大学生 100(80)円、小・中学生 50(40)円

    ※()は、20名以上の団体料金

    ※その他、歴史博物館については、こちらから。

記念講演会

     ●7月9日(日曜日)午後2時から【実施済】

      「大和川と馬見古墳群」

       講師:吉村公男氏(河合町教育委員会)

     ●8月20日(日曜日)午後2時から

      「縄文。弥生時代の竹内峠越え」

       講師:神庭 滋(当館学芸員)

     ●9月9日(土曜日)午後2時から

      「葛城氏と古代の交通路」

       講師:千賀 久(当館館長)

     

     会場:歴史博物館2階「あかねホール」

     定員:200名(要申し込み:電話 0745-64-1414)

     入場:無料

展示風景

展示風景01展示風景02

   日本遺産竹内街道の紹介          さまざまな石器

展示風景03展示風景05

     縄文時代の祭祀具       他地域から持ち込まれた石材、石器

展示風景04

    竹内 一楽古墳出土の鏡

開催にあたって

  現在の竹内街道の奈良県側出入り口にあたる葛城市竹内・當麻地域には、南北1km、東西500mの範囲をもつ竹内遺跡が位置しています。

竹内遺跡は、過去の発掘調査の結果、縄文時代~中世の遺構、遺物が見つかっており、葛城地域を代表する複合遺跡のひとつに数えられます。

 竹内遺跡の研究は、大正5・6年(1916・17)ころよりはじまります。以降、資料の採集が地元の星川徳次郎氏によって継続的にすすめられました。昭和11年(1936)、樋口清之氏の手によって、それらの成果がまとめられ『大和竹内石器時代遺蹟』が刊行されます。日本考古学の萌芽期にあって、この報告書が果たした役割は、奈良県のみならず日本考古学史においても、決して小さなものではなかったと考えられます。これらの資料はその後、葛城市竹内の伊瀬家へと引き継がれ、学校法人奈良学園 奈良文化高等学校にて今日まで大切に保護継承されてきました。

 平成29年(2017)3月に、この『大和竹内石器時代遺蹟』掲載の資料群が、縄文・弥生時代の研究史上、大きな役割を果たしたことが認められ、奈良県有形文化財の指定を受けました。そのことを記念して、改めてその資料を広く公開する機会として、本展覧会を開催いたします。

 また、同年4月には、竹内街道が日本遺産に認定されました。この交通路の存在なしに、竹内遺跡を語ることはできません。今回、視点のひとつに竹内越えの交通路をとり入れ、竹内街道の原風景についても触れてみたいと思います。

展示構成

 奈良県指定有形文化財 竹内遺跡出土資料

主な展示品

 学校法人奈良学園 奈良文化高等学校所蔵 本館寄託

  • 竹内遺跡 出土資料
  • 一楽古墳 出土資料など