2011年度春季企画展「先人からの言伝-樋口清之博士と-」

会期:2011年4月30日(土)~6月26日(日)

会場:歴史博物館特別展示室

※下記のとおり特別展記念講演会をおこないました。 

●6月11日(土)午後2時から

「竹内遺跡と縄文社会」

講師:松田真一氏(天理大学附属天理参考館顧問

開催にあたって

2010年度当初より、学校法人奈良学園が奈良文化高等学校にて保管されてきた資料の寄託をうけ、その内容把握のための整理作業をおこなってきました。その結果、資料には1936年に樋口清之博士によって著された、『大和竹内石器時代遺蹟』という報告書に所収された資料を含んでいることが明らかになりました。

日本考古学の萌芽期に著されたこの報告書は、研究史を語る上で重要なものであり、またそこに掲載された資料が、竹内遺跡を語る上で重要なものであることは言うまでもありません。資料整理が一段落したこの機会に、学校法人奈良学園のご快諾を得て、資料の公開をすることにしました。

寄託された資料の中には、竹内遺跡以外で、葛城市内より出土したとされる数々の資料が含まれています。その中より、整理が済んだ優品を中心にあわせて公開をおこない、葛城市のもつ豊かな歴史に対する理解を深める機会にしたいと思います。

展示構成

1.竹内遺跡 ―樋口清之のみた石器時代遺蹟―

2.一楽古墳

3.葛城市の文化財、いろいろ

主な展示品

竹内遺跡出土縄文土器・弥生土器・石器、葛城市太田出土弥生土器、葛城市中戸出土石棒、

一楽古墳出土倣製四獣形鏡、円筒埴輪、家形埴輪、盾形埴輪、蓋形埴輪、須恵器ほか

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