調田坐一事尼古神社おんだ祭
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■つくだにますひとことねこじんじゃ ■鎮座地:葛城市疋田402 ■祭神:一言尼古大神 事代主大神 ■『延喜式』神名帳、三代実録等に記された由緒ある式内大社。拝殿の中には文久元年(1861)の古いものから現代までの絵馬が奉納され、氏子の「ひと言」の願いが託され篤い信仰を集めた様子がうかがえる。 |
■3月6日、調田坐一事尼古神社において、恒例の御田植祭(おんだまつり)が行われました。あいにくの雨天でしたが、境内はたくさんの人たちで埋まりました。午後3時からの拝殿での神事に続き、4時半頃から御供まきが開始されました。まかれた餅はなんと二石(約280㎏)にものぼります。が、わずか10分のうちに、ひとつ残らず氏子たちが手に持つビニールの中へ収まってしまいました。
![]() やぐらを組んで御供まきの準備 |
![]() 午後4時、神事が始まる |
![]() 唐鋤を使って田おこしの所作 |
![]() 小雨の中で餅拾いの争奪戦 |
■「雨は何年ぶりでしょうかねえ」と、神主さん。
雨をもろともせず、餅を拾い集める氏子たちを眺めて、にこやかに微笑んでおられました。

登録日: 2011年11月2日 / 更新日: 2018年6月28日