高齢者の事故防止に関する注意喚起について
高齢者の事故のうち、「転倒・転落」によるものは、死亡者数・救急搬送者数ともに多く、毎年継続的に発生しています。
高齢者の「転倒・転落」は、骨折や頭部外傷等の重大な傷害を招き、これが原因で介護が必要な状態になることもあります。
転倒・転落事故は、高齢者本人だけではなく、家族や親戚、近隣、地域の方など高齢者の身近にいる方々が意識することで防ぐことができます。
高齢者の転倒・転落事故を防止するために、特に以下の3点について確認しておきましょう。
- 生活環境を確認
- 身体の状態を確認
- 事故時の対処方法を確認
高齢者の転倒について
- 転倒事故の主な発生場所
浴室・脱衣所、庭・駐車場、ベッド・布団、玄関・勝手口、階段 - 転倒事故の状況
滑る、つまずく、ぐらつく、ベッド等から移動時に引っかかる
加齢に伴って、日常生活中にも転倒事故のきっかけとなる危険性が高まってきます。
住み慣れた自宅であっても、転倒予防のために以下のような点に注意しましょう。
- 個人にあった適度な運動を続け、体の機能の低下をふせぎましょう。
- 浴室や脱衣所には、滑り止めマットを敷きましょう。
- 寝起きや夜間のトイレなどで、ベッドから起き上がるときや体制を変えるときは慎重にしましょう。
- 段差のあるところや階段、玄関には、手すりや滑り止めを設置しましょう。
- 電源コードが通り道に来ないように、電気製品を置きましょう。
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更新日:2021年03月01日