NPO法人エコ葛城市民ネットワーク

更新日:2021年03月01日

家庭の生ごみの堆肥化活動に取り組んでいる「おひさま会」、菜の花から始まる循環型社会推進を目指す「菜の花プロジェクト」、廃食油の再利用で環境保全を目指す「菜の花会リサイクル石鹸工房」の3つの環境ボランティアグループが集まり、このたびNPO法人エコ葛城市民ネットワークを発足しました。

NPO法人エコ葛城市民ネットワークの目的

地域の自然を愛し、未来に受け継げるように、持続可能な社会の実現を目指す。
菜の花の栽培・搾油を通して自然環境や循環型社会への推進に寄与するものとする。
また、地域バイオマスを有効活用して、生ごみを堆肥にし、それを地域に還元することで、ゴミの減量と地球温暖化防止に貢献する。このような活動を通して、幅広い市民の参画のもとで、行政・企業・市民団体との連携を図りながら、持続可能な地域社会を構築することを目的とする。

主な活動

曇り空の下、一面に広がる菜の花の写真

菜の花まつり
1,000人の参加があり、菜の花プロジェクトのアピールと循環型社会の啓発を行う。

赤いタンクが据え付けられた廃棄油回収箱の写真

廃棄油の回収
市内11ヶ所に設置した廃食油回収ボックスの廃食油の回収と清掃。
月220リットルの廃食油を回収。キャンドルや石けんの材料以外は、自然塾に引き渡し、BDFに精製。

茶色の菜の花の種を金色の漏斗に入れる子供の写真

環境教育体験講座
菜の花の種落としと唐箕掛け体験や搾油体験をさせ、資源の循環利用を教える。
6月に新庄小学校4年生(126名)を対象に実施。

屋外のビニールハウスの中で家庭ごみの堆肥作業をする人々の写真

おひさま堆肥
家庭の生ゴミを太陽熱の利用で堆肥化へ、地域が生み出す資源を地域で循環させることで地球を・地域を・暮らしを再生しようと取り組んでいます。

机が置かれた部屋で多くの人が石鹸づくりの講座を受けている写真

石けんづくり講座
廃食油に苛性ソーダと水を入れてエコ石けんが出来る。汚れもよく取れると好評。廃食油の利活用をアピール、ごみの減量も啓発する。

緑色の葉っぱがたくさんついた天然カーテンの写真

緑のカーテン
地球温暖化防止対策として効果が期待できる、
ゴーヤによる緑のカーテン・コンテストを葛城市では初めて開催する。

夜の周囲が暗い中で多くのろうそくの灯が入れ物に入って綺麗に見えている写真

キャンドルナイトの集い
1,000個のエコキャンドルをテーマごとに並べ灯りの演出を行った。
500人の参加があり、廃食油の回収とその利活用をアピール。分別収集やリサイクルの啓発を行う。

緑のじゅうたんの左下に赤いバラの様な花がたくさん生えている写真

秋蕎麦の栽培
菜の花の裏作として蕎麦を試しに栽培。
太田地区14.5アールと柿本1.5アールに植え付け80キログラムの葛城産の蕎麦の実を収穫。

畑に菜の花の種を植え付ける親子の写真

菜の花植え付け体験イベント
植え付けから、刈り取り、種落とし、搾油までの活動を体験してもらえるよう、ポイントカードを作成し、特典をつけ、参加者の向上を図った。

シンボルマーク

NPO法人 エコ葛城市民ネットワークのシンボルマーク

解説

太陽の明るい心で、循環型社会の実現を推進するボランティアの心意気を表した。
名称の下に力強いラインは太陽を表し、葛城市を代表する二上山を背景に、菜の花を当法人のシンボルに美しい景観と資源の循環を目指して、太陽の下おひさま会・菜の花プロジェクト・石鹸工房が仲良く循環型社会の実現に向けての輪が広がって行くことを示す。

入会について

NPO法人エコ葛城市民ネットワークでは、会員を募集しています。
子どもたちの未来のために、私たちが出来ることをしていきましょう。
お気軽にご参加ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 環境課
奈良県葛城市柿本166番地
電話番号:0745-44-5004
ファクス番号:0745-69-6456

メールフォームによるお問い合わせ