染野(そめの)
大字名の由来
この地はシメナワをはって染そめの野 悪病が入らないようにする神聖な標野、すなわち禁野でした。そこは染物に使うアカネ、ムラサキ、アイが生えていましたので、みだりに採らないように禁じていました。このため、禁野や染野と書いてシメと読ませていると伝えられています。
主な歴史遺産や名所
- 石光寺
(天智天皇の時代に光を放つ石があり、それに彫刻した弥勒仏を本尊として寺ができたとされています。また、中将姫ゆかりの寺で、曼陀羅の蓮糸を染めたので染寺の愛称や、牡丹、寒牡丹の名所として親しまれています。) - 傘堂
(左甚五郎の作と伝えられている1本足のお堂です。) - 裏向き不動明王
更新日:2021年03月01日