火振山古墳(ひふりやまこふん)
説明
葛城市内では第2位の大きさを誇る前方後円墳(全長95メートル)です。かつては神塚(こうづか)古墳と呼ばれていましたが、地元での呼び名にしたがいこの名称にもどされました。
つくられた時期は、古墳時代中期の中頃(西暦450年前後)と考えられています。時期や古墳の大きさなどから、古代豪族葛城氏の墓のひとつと考えられています。
火振山古墳の火振山とは、文字どおり「火を振る山」という意味です。これは後の飛鳥時代に、この古墳の上に飛鳥の都を防衛するために設置された、のろし台のような施設があったからと推測されます。
【注意事項】古墳への立ち入りはできません。
所在地
葛城市南藤井
アクセス
近鉄新庄駅より西へ徒歩約25分
更新日:2021年03月01日