平成28年度夏季企画展「空から見た大和の古墳」

会期
平成28年7月16日(土曜日)~8月28日(日曜日)
場所
歴史博物館1階「特別展示室」
観覧料
一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)
その他
(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。
行事
講演会を実施いたします。
対談「空から見た大和の古墳」
- 日時:平成28年8月21日(日曜日)
午後2時から - 講師:梅原章一氏(航空写真カメラマン)
- 聞き手:千賀 久(当館館長)
- 入場:無料
- 定員:200名(要申込み)
- 申込先:歴史博物館(電話番号:0745-64-1414)
開催にあたって
奈良県と大阪府には、特に大きな古墳が集中していますが、それらの古墳の多くはあまりにも大きすぎて、その全容を知るために空から眺め、航空写真による観察・研究が、戦後まもなくに採用されました。そのさきがけとなったのが、奈良県立橿原考古学研究所初代所長の末永雅雄氏の一連の研究です。
それを受け継ぐかたちで、カメラマンの梅原章一氏が、50年近くみずから撮り続けてこられました。空から古墳を眺めることで、古墳の形、築かれた場所、隣接する山や河川・海岸線との関係などに、それぞれの古墳の特徴を知ることができます。
今回の企画展では、末永雅雄氏と梅原章一氏が撮影された、奈良県の大型古墳の航空写真のパネルを、対比できるように展示します。その30年ほどのあいだに、古墳周辺の環境が大きく変化したようすのわかる、貴重な記録資料です。
真夏の上空散歩を楽しんでいただくとともに、それらの写真をつうじて、大きな古墳が造られ続けた時代のことに思いをはせていただければと思います。
展示構成
- 大和の大型古墳群 -新旧の対比-
- 葛城の大型古墳
主な展示品
・古墳の航空写真パネル
更新日:2021年03月01日