平成28年度春季企画展「大和と河内・堺の往来」

会期
平成28年4月29日(金曜日・祝日)~6月26日(日曜日)
場所
歴史博物館1階「特別展示室」
観覧料
一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)
その他
(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。
行事
講演会を実施いたします。
第1回「堺から葛城へ伝わった浄土真宗」
- 日時:平成28年5月15日(日曜日)
午後2時から - 講師:岡村喜史氏(本願寺史料研究所研究員)
第2回「大和と河内・堺の往来」
- 日時:平成28年5月28日(土曜日)
午後2時から - 講師:田中慶治(当館学芸員)
第3回「大和を行き交う武士たち」
- 日時:平成28年6月11日(土曜日)
午後2時から - 講師:天野忠幸氏(天理大学准教授)
備考
- 入場:無料
- 募集:200名程度(要申込み)
- 申込先:歴史博物館(電話番号:0745-64-1414)
開催にあたって
明治のはじめの一時期、奈良県は存在していなかった時期があります。明治九年(1876)に当時の奈良県は堺県に合併され、その後、大阪府に編入されました。奈良県が再設置されたのは明治二十年(1887)のことです。奈良県の再設置は、数多くの人びとの涙ぐましい努力の結果でありました。
ところで、この奈良県再設置とは、当時の奈良の人びとの総意であったのでしょうか。竹内街道により、河内・堺と直結していた葛城地域の人びとにとっては、奈良県の再設置は、それほど利点のあるものとはいえなかったのではないでしょうか。葛城地域の人びとは、奈良(南都)よりも、河内・堺に親近感をもち、深く交流していたものと思われます。
本企画展では、おもに江戸時代における大和、なかでも葛城を含む当時の南和地域と河内・堺の関係について、これまで知られてこなかった諸相を明らかにしたいと思います。
(開催要項より)
展示構成
- 竹内街道
- 大和川
- 葛城と堺
主な展示品
- 西国巡礼道中絵図(太子町立竹内街道歴史資料館蔵)
- 河内国絵図(柏原市立歴史資料館蔵)
- 蓮如筆六字名号(現得寺蔵)
など
更新日:2021年03月01日