平成28年度春季企画展「大和と河内・堺の往来」

更新日:2021年03月01日

石の建造物の写真と古い街道地図、書状が載った平成28年度春季企画展「大和と河内・堺の往来-江戸時代の竹内街道と大和川-」のポスター

会期

平成28年4月29日(金曜日・祝日)~6月26日(日曜日)

場所

歴史博物館1階「特別展示室」

観覧料

一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)

その他

(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。

行事

講演会を実施いたします。

第1回「堺から葛城へ伝わった浄土真宗」

  • 日時:平成28年5月15日(日曜日
    午後2時から
  • 講師:岡村喜史氏(本願寺史料研究所研究員)

第2回「大和と河内・堺の往来」

  • 日時:平成28年5月28日(土曜日)
    午後2時から
  • 講師:田中慶治(当館学芸員)

第3回「大和を行き交う武士たち」

  • 日時:平成28年6月11日(土曜日)
    午後2時から
  • 講師:天野忠幸氏(天理大学准教授)

備考

  • 入場:無料
  • 募集:200名程度(要申込み)
  • 申込先:歴史博物館(電話番号:0745-64-1414)

開催にあたって

 明治のはじめの一時期、奈良県は存在していなかった時期があります。明治九年(1876)に当時の奈良県は堺県に合併され、その後、大阪府に編入されました。奈良県が再設置されたのは明治二十年(1887)のことです。奈良県の再設置は、数多くの人びとの涙ぐましい努力の結果でありました。
 ところで、この奈良県再設置とは、当時の奈良の人びとの総意であったのでしょうか。竹内街道により、河内・堺と直結していた葛城地域の人びとにとっては、奈良県の再設置は、それほど利点のあるものとはいえなかったのではないでしょうか。葛城地域の人びとは、奈良(南都)よりも、河内・堺に親近感をもち、深く交流していたものと思われます。
 本企画展では、おもに江戸時代における大和、なかでも葛城を含む当時の南和地域と河内・堺の関係について、これまで知られてこなかった諸相を明らかにしたいと思います。
(開催要項より)

展示構成

  1. 竹内街道
  2. 大和川
  3. 葛城と堺

主な展示品

  • 西国巡礼道中絵図(太子町立竹内街道歴史資料館蔵)
  • 河内国絵図(柏原市立歴史資料館蔵)
  • 蓮如筆六字名号(現得寺蔵)

など

この記事に関するお問い合わせ先

歴史博物館
奈良県葛城市忍海250番地1
電話番号:0745-64-1414
ファクス番号:0745-62-1661

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