2018年夏季企画展「竹内・茶山古墳の調査」

更新日:2021年03月01日

十字に掘られた溝の中心に四角い空洞がある石の古墳の写真が載った、夏季企画展「竹内・茶山古墳の調査」のポスター

会期

平成30年7月21日(土曜日)から8月26日(日曜日)

休館日

毎週火曜日、第2・4水曜日

観覧料

一般 200円(20名以上の団体料金は160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金は80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金は40円)

その他

(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。

記念講演会

8月5日(日曜日)午後2時から

「竹内・茶山古墳の調査」
講師:神庭 滋(当館学芸員)

  • 会場:歴史博物館2階「あかねホール」
  • 定員:200名(要申し込み:電話番号 0745-64-1414)
  • 入場:無料

開催にあたって

 葛城市當麻から竹内にかけて展開する竹内古墳群は、34基からなる群集墳です。古墳群内には前方後円墳や方墳、円墳があり、豊富な様相をみせます。昭和57年(1982)には、県の史跡に指定されています。今回紹介する茶山古墳は、竹内第34号墳とも呼ばれる、竹内古墳群に含まれる古墳です。
茶山古墳については、戦後間もない昭和21年(1946)に、奈良県教育委員会によって発掘調査がおこなわれています。しかし、当時のひっ迫した情勢下にあっては、遺構の保存措置などは望むべくもありません。その後も保護策が講じられることがないまま、約70年の年月が経過しました。
葛城市教育委員会では、この状況を改善し遺構の保護をおこなうことを主目的として、保存目的の範囲確認調査を実施することにしました。調査は、平成28・29(2016・2017)年度の2カ年度にわたって国庫補助事業として実施し、終了しています。
今回、この茶山古墳について、過去の調査成果を振り返りつつ、新たにおこなった調査で明らかになった成果をご紹介いたします。

主な展示品

・茶山古墳出土資料(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館蔵)

・竹内古墳群出土資料(奈良文化高等学校蔵、本館寄託)

・茶山古墳調査風景写真パネル

この記事に関するお問い合わせ先

歴史博物館
奈良県葛城市忍海250番地1
電話番号:0745-64-1414
ファクス番号:0745-62-1661

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