2019年度春季企画展「発掘_葛城山麓の古墳」

更新日:2021年03月01日

屋敷山古墳を上空から撮影した山間の写真と二塚古墳のたくさんの土器が出土した様子の写真が載った2019年度春季企画展「発掘_葛城山麓の古墳」のポスター

会期

令和元年5月11日(土曜日)から6月30日(日曜日)

休館日

毎週火曜日、第2・4水曜日

観覧料

一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)

その他

(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。

記念講演会

5月18日(土曜日)

第1回「葛城山麓の古墳」
講師:神庭 滋(当館学芸員)

6月8日(土曜日)

6月15日(土曜日)へと変更になりました。

第2回「脇田遺跡からみた古墳時代の葛城地域」
講師:青柳泰介氏(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 学芸係長)

備考

  • 開始:いずれも14時から
  • 会場:歴史博物館2階「あかねホール」
  • 定員:200名(要申し込み:電話番号 0745-64-1414)
  • 入場:無料

開催にあたって

 葛城市内には、前方後円墳の屋敷山古墳をはじめ、総数800基ほどの古墳がつくられています。その多くは5・6世紀のものであり、古代豪族の葛城氏とその後継者、そして彼らをささえた集団を構成した人びとの墓と考えられます。彼らによって、この地域の隆盛の基礎が築かれたのです。
これらの古墳には、開発にともなって発掘調査され、その姿を消した古墳もあります。たとえば、10m前後の小さな古墳でも、一定地域に連続して築かれた群集墳に含まれることが多く、それらをのこした集団の性格を、古墳の内容から読みとることができるのです。そのようにして得られた情報は、葛城地域の古墳時代を考えるうえで貴重な歴史資料です。
今回の企画展は、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館との共同企画で実施します。発掘された古墳の情報を出土品とともに紹介します。さまざまな優品資料から、葛城地域の豊かな古墳文化を再確認していただきたいと思います。

展示構成

  1. 葛城山麓の首長墓
  2. 葛城山麓の群集墳

主な展示品

  • 屋敷山古墳 採集埴輪(本館蔵)
  • 寺口和田古墳群 出土品(橿原考古学研究所附属博物館蔵)
  • 芝塚2号墳 飾り馬具(橿原考古学研究所附属博物館蔵)
  • 太田古墳群 出土品(本館蔵)

など

この記事に関するお問い合わせ先

歴史博物館
奈良県葛城市忍海250番地1
電話番号:0745-64-1414
ファクス番号:0745-62-1661

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