2019年度春季企画展「発掘_葛城山麓の古墳」

会期
令和元年5月11日(土曜日)から6月30日(日曜日)
休館日
毎週火曜日、第2・4水曜日
観覧料
一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)
その他
(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。
記念講演会
5月18日(土曜日)
第1回「葛城山麓の古墳」
講師:神庭 滋(当館学芸員)
6月8日(土曜日)
6月15日(土曜日)へと変更になりました。
第2回「脇田遺跡からみた古墳時代の葛城地域」
講師:青柳泰介氏(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 学芸係長)
備考
- 開始:いずれも14時から
- 会場:歴史博物館2階「あかねホール」
- 定員:200名(要申し込み:電話番号 0745-64-1414)
- 入場:無料
開催にあたって
葛城市内には、前方後円墳の屋敷山古墳をはじめ、総数800基ほどの古墳がつくられています。その多くは5・6世紀のものであり、古代豪族の葛城氏とその後継者、そして彼らをささえた集団を構成した人びとの墓と考えられます。彼らによって、この地域の隆盛の基礎が築かれたのです。
これらの古墳には、開発にともなって発掘調査され、その姿を消した古墳もあります。たとえば、10m前後の小さな古墳でも、一定地域に連続して築かれた群集墳に含まれることが多く、それらをのこした集団の性格を、古墳の内容から読みとることができるのです。そのようにして得られた情報は、葛城地域の古墳時代を考えるうえで貴重な歴史資料です。
今回の企画展は、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館との共同企画で実施します。発掘された古墳の情報を出土品とともに紹介します。さまざまな優品資料から、葛城地域の豊かな古墳文化を再確認していただきたいと思います。
展示構成
- 葛城山麓の首長墓
- 葛城山麓の群集墳
主な展示品
- 屋敷山古墳 採集埴輪(本館蔵)
- 寺口和田古墳群 出土品(橿原考古学研究所附属博物館蔵)
- 芝塚2号墳 飾り馬具(橿原考古学研究所附属博物館蔵)
- 太田古墳群 出土品(本館蔵)
など
更新日:2021年03月01日