特別陳列「當麻寺菩薩面と古代の匠のプロフィール」

更新日:2021年03月01日

特別陳列・當麻曼荼羅完成1250年記念『當麻寺菩薩面と古代の匠のプロフィール』

会期

平成24年12月22日(土曜日)から平成25年1月20日(日曜日)

展示解説

平成25年1月12日(土曜日)午後2時から
「特別陳列展示説明会」

  • 講師:吉岡昌信(本館主幹)
  • 場所:葛城市歴史博物館2階「あかねホール」
  • 入場:無料

開催にあたって

 當麻寺の伝承によれば、天平宝字7年(763)6月、中将姫により約4メートル四方の「當麻曼荼羅」が蓮糸で織り上げられた、と言われています。そして、その時から数えて、来年の平成25年(2013)は、當麻曼荼羅完成1250年の記念の年になります。
このことから、當麻寺練供養会式で8年前まで使用されていた「菩薩面」(鎌倉から江戸時代)28面すべてと、昭和33年の本堂解体修理時に発見された「墨書男性人物落書き板」(平安初期)を中心に、関連資料を一堂に集め、特別陳列を行います。
 特に、古い菩薩面すべての公開は、8年ぶり。また、門外不出とされていた28面の菩薩面すべてが博物館に出品されるのは、今回が初めてです。
 鎌倉時代から現代に至る約800年間、人々の願いと、心からの祈りの声を、練供養会式の橋の上で聞き届けてくださった、菩薩の面を鑑賞できる絶好の機会となります。優しく、また力強く迫力のある菩薩面を、ぜひ間近でご観覧ください。

主な展示品

  • 菩薩面 28面(鎌倉~江戸) 當麻寺蔵
  • 墨書男性人物落書き(平安初期) 當麻寺蔵
  • 當麻曼荼羅 (鎌倉) 當麻寺中之坊蔵
  • 當麻曼荼羅縁起絵巻(江戸) 當麻寺奥院蔵

ほか

展示協力機関

當麻寺 奥院 護念院 西南院 中之坊

この記事に関するお問い合わせ先

歴史博物館
奈良県葛城市忍海250番地1
電話番号:0745-64-1414
ファクス番号:0745-62-1661

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