2009年度夏季企画展「當麻曼荼羅縁起絵巻の世界」

- 会期:2009年7月18日(土曜日)から8月23日(日曜日)
- 会場:歴史博物館特別展示室
- 関連行事
2009年度「葛城学へのいざない」第4・5回において関連テーマで講演会を実施いたしました。
開催にあたって
當麻曼荼羅縁起絵巻はその名のとおり、現在當麻寺にある国宝「當麻曼荼羅」がいかにして織り上げられたかを、絵と文章とで語るものです。
国宝「當麻曼荼羅縁起絵巻」は、現在、神奈川県鎌倉に所在する光明寺に所蔵されています。それを江戸時代に忠実に模写されたものが、當麻寺奥院におさめられています。この當麻寺奥院所蔵絵巻では、国宝の縁起絵巻で失われてしまった箇所や、鮮やかな彩色などもよく残っており、国宝「當麻曼荼羅縁起絵巻」の往時の姿をしのぶことができる貴重な資料です。
これまで一般の目に触れる機会の少なかったこの絵巻を、今回は上下巻をそろえ、全体を公開いたします。またあわせて、その関連資料も展示いたします。
おもな展示品
- 當麻曼荼羅縁起絵巻(上・下巻)
- 添状写
- 称讃浄土経(奈良時代)
- 木造中将姫坐像
ほか
展示替えについて
下記のとおり、「當麻曼荼羅縁起絵巻」の展示替えをおこないました。
- 7月18日から8月3日:上巻および下巻の一部
- 8月5日から8月23日:上巻の一部および下巻
更新日:2021年03月01日