2010年度冬季企画展「ふるさとのおもちゃ」
会期
2011年1月22日(土曜日)から3月13日(日曜日)
会場
歴史博物館特別展示室
関連行事
下記のとおり講演会を実施いたしました。
2月12日(土曜日)「郷土玩具の歴史と民俗 -信仰から娯楽へ-」講師:藤森寛志氏(和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員)
開催にあたって
現代の子どもたちの多くは、携帯ゲーム機などで遊ぶことが多くなってきている。しかしながら一昔前までは、日本の各地でその土地柄を反映した玩具が作られ、子どもたちはそういった玩具で遊んでいた。これらの玩具は安価で求めやすいように、その土地でもっとも入手しやすい材料が使われるなど、素朴なものが多かった。
こうした玩具は、素朴ななかにも、親の子を想う願いや、子どもの健やかな成長を願う親の祈りがこめられていたのである。こうした玩具のもつ素朴さと祈りは、現代の玩具にはみることはできない。
そこで、本企画展では、日本各地にのこされた郷土玩具を展示し、先人たちの祈りや想いを振り返る場としたい。
展示構成
- お正月
- どうぶつ
- お人形
- やまと
主な展示品
- 和歌山県立紀伊風土記の丘所蔵郷土玩具
- 泉佐野市立歴史館いずみさの所蔵郷土玩具
- 藤森寛志氏所蔵郷土玩具
ほか
更新日:2021年03月01日