當麻寺仁王像修理事業について
市指定文化財 當麻寺 木造金剛力立像 修理事業
阿形像(修理前)
■経緯
ニホンミツバチが阿形像内(頭部)に巣をつくり、汚損がすすんだことや、周辺への悪影響が懸念されたことから、対策をおこなうとともに、修理することとなりました。
■事業計画
令和3年度より、5カ年計画で修理を実施しました。
- 令和3年度 阿形像のなかにある蜂の巣を除去
- 令和4~5年度 阿形像の解体修理
- 令和6~7年度 吽形像の解体修理
■もたらされる効果
阿形像・吽形像ともに、きれいで安定した状態とすることで、これから先も長く貴重な文化財をご覧いただくことができます。
令和3年度の事業について
阿形像のなかから蜂の巣を除去する様子
阿形像のなかにある蜂の巣を除去する作業をおこないました。
蜂は、絶滅危惧種のニホンミツバチであることから、専門家の意見を取り入れながら、蜂の駆除ではなく巣を除去することによって、阿形像から蜂を遠ざける方法をとりました。
令和4・5年度の事業について
阿形像の運び出しの様子
阿形像を解体のうえ搬出し、「なら歴史芸術文化村」の文化財修復・展示棟にて、掃除・解体・材質強化・表面処置をおこないました。
修理後、當麻寺仁王門に安置されました。
令和6・7年度の事業について
吽形像の天衣組付けの様子
阿形像と同様、「なら歴史芸術文化村」にて解体修理をおこないました。
修理後、當麻寺仁王門に安置されました。
令和8年6月27日 吽形像 開眼法要の様子
當麻寺 木造金剛力士立像とは
當麻寺 金剛力士立像(修理後)
葛城市指定有形文化財(彫刻)です。
當麻寺の仁王門にたち、像の高さは阿形像・吽形像ともに3メートルを超えます。
修理の過程で発見された墨書などから、宝暦13年(1763)に、大坂を代表する仏師の田中主水(もんど)家の兄弟によって制作されたことが判明しました。
平成10年作成_當麻寺木造金剛力士立像_指定概要 (PDFファイル: 154.9KB)
【報道】當麻寺仁王像の修理事業について
當麻寺の仁王像について、令和3年度より5カ年計画で修理することとなりました。
當麻寺仁王像は、正式には「木造 金剛力士立像」といい、市指定文化財であることから、葛城市はこの修理事業に対し、補助をおこなってまいります。
令和3年度 當麻寺仁王像の修理事業について (PDFファイル: 169.7KB)













更新日:2026年06月29日