シンボルマーク

博物館のシンボルマークとして使用されているこの図柄は、葛城市脇田・笛吹に位置する「地光寺跡」から出土した「鬼面紋軒丸瓦(きめんもんのきまるがわら)」からとられました。
中国大陸や朝鮮半島にそのルーツをもつといわれるこの瓦は、非常に珍しいもので奈良県内でも数か所でしか出土していません。その貴重な瓦のデザインを、本館のシンボルマークとしました。
キャラクター

かわいらしい女の子と白いフクロウ。これが博物館のキャラクター、「ヒメいよ」と「イーヨ」です。もとになっているのは、飯豊女王(いいとよのひめみこ)、「古事記」や「日本書紀」にも登場し政務を執ったとされています。歴代天皇系譜には登場しませんが、推古天皇以前の最初の女性天皇であると考えます。「飯豊(イイトヨ)」はフクロウの意味とされます。そこでこの一人と一羽を、博物館キャラクターに採用しました。

この2人は、展示物がモデルになっています。ご来館の折には、2人のモデルになった展示物をぜひ探してみてください。
更新日:2021年03月01日