インターネット通販【トラブルに巻き込まれないようにもう一度確認してください!】

更新日:2021年05月06日

悪質サイト、悪質事業者があなたを狙っています!

令和2年の冬以降、通信販売サイトで注文して代金を支払ったものの、商品が届かないなどの相談が、各地の消費生活センター等に数多く寄せられています。

消費者庁が調査を行ったところ、有名なブランドのロゴや商品の画像を盗用した偽の通信販売サイトなどで注文してしまう被害の発生が見られるとのことです。

偽サイトは、いずれも外見は普通の通信販売サイトのようであり、不自然な日本語表記もほとんどみられないことから、一見しただけでは偽サイトと気付くことは困難です。いずれのサイトについても、会社名や住所が偽って表示されており、また、電話番号は表示されておらず、運営者の実体は不明です。

事例

消費者は商品を注文し、クレジット決済や個人名義の銀行口座への振込など、指定の方法で代金を支払います。
しかしながら、代金を支払ってから数日経っても商品は届きません。

消費者は、サイトに表示されていたメールアドレスなどに問合せのメールを送信しますが、アドレスが無効であったり、返信がなかったりして連絡をとることができません。
結局、偽サイトで商品を注文した消費者に、注文した商品は届きません。
なお、偽サイトで商品を注文した消費者に、注文した覚えのないサングラスが外国から送られてきた事例が確認されています。

アドバイス

金融機関の口座が個人名義の場合には振り込まない

個人名義の口座に前払で代金を振り込んだ場合に被害が多発していることから、個人名義の口座への前払での振込を指定された場合には、信用できるかを慎重に確認し、確実に信用できる場合以外は代金を振り込まないようにしましょう。

複数の通信販売サイトと販売価格を比較してみましょう

公式サイトや他の通信販売サイトに比べて格安の販売価格を表示し、消費者を誘い込むという手口は、偽サイトの典型的な手口です。また、人気があって他の通信販売サイトではあまり値引きされていない商品の場合、格安とはいえないまでも、他よりお得と思わせる価格を表示していることもあります。「安いな」と思うような販売価格が表示されているサイトを見つけた場合、複数の通信販売サイトと販売価格を比較するほか、そのサイトに不審な点がないかをしっかりと確認しましょう。

注文する前にサイトの運営者の情報をよく確認しましょう

商品を注文する前に、運営者の情報をよく確認することで、一見して架空のものと分かる住所が表示されている、電話番号が表示されていないなど、不審な点に気付き、被害を防ぐことができる可能性があります。

SNS 上の広告や検索サイトの検索結果だからといって安心は禁物

偽サイトでの被害は、SNS 上の広告や検索サイトでの結果から誘導されて発生しています。有名なSNS や検索サイトだからといって安心せず、前記のような点に注意するようにしましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 商工観光プロモーション課
奈良県葛城市柿本166番地
電話番号:0745-44-5111
ファクス番号:0745-69-6456

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