岩橋山
岩橋山(いわはしやま)
説明
二上山とともに葛城山系の峰の一つである岩橋山は竹内峠の南側にそびえる標高659メートルの山で、葛城市北部の磐城地域の西側一帯に豊かな緑を育み、良質な清水の恵みと、歴史に彩られた伝説を今に伝えています。
この山の山頂周辺には「行者苦行の跡」と伝えられる名所旧跡があり、数カ所の岩場が残されています。
中でも古くから知られる伝説の石造物「久米の岩橋」は、その昔、役行者が葛城の神に命じて、葛城山から吉野金峰山(よしのきんぷせん)へかけさせたといわれる岩橋で、その一部分がこの山中に残されたものと伝えられています。
なお、近鉄磐城駅や市立磐城小学校の名に見られる「磐城」の名称は、この岩橋山に因むもので、「岩」の漢字を「磐」に変え、葛城の「城」の好字を添加して造られ、明治22年の旧磐城村の発足に際し、新たに命名された名称が伝わっています。
所在地
葛城市竹内から太田
アクセス
近鉄磐城駅より平石峠経由して徒歩2時間40分
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更新日:2021年03月01日