学校紹介

更新日:2024年04月17日

校長あいさつ

挨 拶

本校ホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

本校は、明治22年4月に改正町村により磐城村が誕生したことから、同年10月に、岩橋・長尾の両尋常小学校を合併して、久米の岩橋伝説で知られる岩橋山の麓に、磐城尋常小学校として創立しました。開校から130年を超える歴史ある学校です。

本校の北側には、二上山の南麓・竹内峠を越えて飛鳥の都と難波を結ぶ約26kmの街道で、推古天皇21年に開通した最古の官道である、竹内街道が東西に通っています。その沿道には古社寺や旧跡が多く、かつては旅人を泊めるための宿場町として栄えました。松尾芭蕉が訪れた地として有名で、沿道の綿弓塚には芭蕉の歌碑が建立されており、俳人の憩いの場となっています。また、本校の南300mほどのところには、孝女伊麻旧跡があります。伊麻の住居跡と伝えられているところに立てられた石碑で、その昔、病弱な父親への孝行に生涯を尽くした孝女伊麻をたたえたものです。伊麻は父が病に伏せたとき、鰻を食べさせればよいと人に教えられましたが、山里ではどうしようもありませんでした。しかし、あきらめることができず、「何とかして鰻を食べさせてやりたい」そんな伊麻の願いが天に通じたのでしょう。夜がふけて大分遅くなったころ水がめの中で音がしました。何だろうと思ってのぞいてみると、何とそこには鰻がいたのでした。喜んだ伊麻はさっそく料理をして父に食べさせると、病いはたちまちのうちに治り、もとの元気な体になりました。この話にちなみ、磐城小学校の校章は水がめの形をかたどって作られています。また、毎年2月27日の孝女伊麻顕彰法要会では、孝女伊麻旧跡を訪れて手を合わせる全校児童を、地元南今市の孝女伊麻旧跡保存会の皆さんが早朝より迎えてくださいます。本校は、建学の精神として、このお伊麻さんの教えを掲げてきました。「人を思いやり感謝し、親孝行する」という教えは、今なお本校教育の柱となっています。

さて、本校は、現在、児童数748名の県内では規模の大きい小学校となっています。毎日、子どもたちの元気な声が響き渡り、校内は活気にあふれています。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で、当たり前のことが当たり前でなくなり、先行きの不安が大きいことも否定できません。多くの学校行事や、先に記した綿弓塚保存顕彰会の俳句の会やお伊麻さんの法要など、感染症対策のために実施できなかった学習・活動も少なくありません。しかし、そのような中でも、できる限りの感染症対策を行った上で、子どもたちが日常を大切にしながら、健康で安全に成長していける、そんな磐城小学校であり続けたいと考えています。そのために、教職員全員が一丸となり、「チーム磐城」として日々教育活動に取り組んでいるところです。本校教育に対して、御家庭の御理解と御協力をいただけましたら、大変うれしく、また、心強く感じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

学校長 峠 喜継

教育目標

知(確かな学力)・徳(豊かな人間性)・体(健やかな体)の

調和のとれた児童の育成

いじめ防止基本方針

沿革

校歌

作詞 中川静村 作曲 樋口昌道

 

 一、 はてしなき(おお)(ぞら)の この(ひかり) この()(ぼう)

        たたえよう (わか)()()えを

        うつくしく (あか)るくきよく

        (おし)えあり

        ()(めつ)(こう)(じよ) (しん)じて()かん

        (いわ)() (いわ)() ああ われら

 

 二、 あおぎみる(いわ)(はし)の この(みどり) この生命(いのち)

        きたえよう (わか)(ちから)

        たくましく (ただ)しくつよく

        (ちか)いあり

        ()(くつ)()(らい) うけつぎ()かん

        (いわ)() (いわ)() ああ われら

 

 三、 (かぜ)ひかるふるさとの この(れき)() この(ぶん)()

        そだてよう (わか)(こころ)

        あたたかく ゆたかにひろく

        (ほこ)りあり

       ()(だん)(さか)え にないて()かん

        (いわ)() (いわ)() ああ われら

学校評価

アクセス

郵便番号 639-2151

奈良県葛城市南今市61

電話番号 0745-48-2041

ファクス番号 0745-48-7123