神明神社の甘酒

- しんめいじんじゃ
- 鎮座地:葛城市太田83
- 祭神:天照大神、応神天皇、春日大明神
- 背後に岩橋山を背負った大字如意の西北方丘陵上に鎮座する。広い神域は昼なお暗い木立の茂みにおおわれているが、参道口の石鳥居には「延宝八庚申年(1680)十一月吉旦」と刻まれている。
1月6日、葛城市太田の神明神社で、恒例の『甘酒』行事が行われました。朝7時ごろからとんどが焚かれ、8時ごろから村人に甘酒がふるまわれるものです。甘酒は当番に当たった家で、前夜から丁寧に仕込まれました。
「甘酒は気温の加減で時間がかかりますねん。夕べは寒かったから、4時間もかかりました」と、今年の当番の奥さん。お参りに来る人たちは、お正月の飾りや門松をとんどにくべます。新年の挨拶の意味合いもあるのでしょう。火を囲んでしばし話に花が咲きます。
江戸時代初期に神社が創建された当時から続く行事は、今も地域の人たちの手によって大切に継承されています。

15日のとんどに代わって、焚き火がたかれるようになりました

甘酒をうつわに盛っていきます

神社を訪れる人に甘酒をふるまいます

「百年以上続くこの行事を、大切にしていきたいですね」とお世話をする方々
この記事に関するお問い合わせ先
産業観光部 商工観光プロモーション課
奈良県葛城市柿本166番地
電話番号:0745-44-5111
ファクス番号:0745-44-5008
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年03月01日