神明神社の甘酒

更新日:2021年03月01日

葛城市の太田にある神明神社拝殿とその前にある鳥居の写真
  • しんめいじんじゃ
  • 鎮座地:葛城市太田83
  • 祭神:天照大神、応神天皇、春日大明神
  • 背後に岩橋山を背負った大字如意の西北方丘陵上に鎮座する。広い神域は昼なお暗い木立の茂みにおおわれているが、参道口の石鳥居には「延宝八庚申年(1680)十一月吉旦」と刻まれている。

1月6日、葛城市太田の神明神社で、恒例の『甘酒』行事が行われました。朝7時ごろからとんどが焚かれ、8時ごろから村人に甘酒がふるまわれるものです。甘酒は当番に当たった家で、前夜から丁寧に仕込まれました。

「甘酒は気温の加減で時間がかかりますねん。夕べは寒かったから、4時間もかかりました」と、今年の当番の奥さん。お参りに来る人たちは、お正月の飾りや門松をとんどにくべます。新年の挨拶の意味合いもあるのでしょう。火を囲んでしばし話に花が咲きます。
江戸時代初期に神社が創建された当時から続く行事は、今も地域の人たちの手によって大切に継承されています。

燃えている焚火に当たりながら談笑する参拝者たちの写真

15日のとんどに代わって、焚き火がたかれるようになりました

温められた甘酒を、鍋からお盆に並べた瀬戸物の茶碗に盛っている写真

甘酒をうつわに盛っていきます

お盆から甘酒が盛られた茶碗を受けとる参拝者の写真

神社を訪れる人に甘酒をふるまいます

椅子に座って受けとった甘酒を飲む参拝者たちの写真

「百年以上続くこの行事を、大切にしていきたいですね」とお世話をする方々

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