當麻音頭
當麻音頭は、旧當麻町のときに作られ、夏祭りなどで歌われていました。
歌詞の全文は以下の通りです。
なお音源はありませんので、ご了承ください。
當麻音頭
中川静村 作詩
増井三朗 作曲
- 指す手 平城山 引く手は吉野
大和三山 舞扇
匂う青垣 屏風に立てて
おらが舞台は
おらが舞台は 日本一
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 背伸びしたかろ 大仏さんも
蓮のマンダラ 中将姫
阿弥陀さんさへ 彼岸の中日
ダケの タワから
嶽のタワから おりてくる
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- ボタン咲かせて レンゲを敷いて
二十五菩薩 お待ちかね
當麻連座(たいまれんぞ)は 極楽浄土
年に 一どの
年に一どの 里がえり
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- なさけ通へば 綿弓さへも
琵琶にきこえた 竹の奥
親ごいとしの 朝星夜星(あさぼしよぼし)
芭蕉泣かせた
芭蕉泣かせた お伊麻さま
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 渋いそのまま 當麻へござれ
変えてみせます 松柿に
生きた証拠が 弥七郎さんよ
あなたまかせの
あなたまかせの 後生楽(ごしょうらく)
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 野見(のみ)の宿弥(すくね)も しんから惚れた
四十九手目の 神の技
おらが蹶速(けはや)は 角力(すもう)の元祖
気っぷ 土性骨(どじょうぼね)
気っぷ 土性骨 日本一
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- かわい面影 写して抱いて
波も立てない 心字池(しんじいけ)
ご縁ありゃこそ あなたとわたし
塔も お山も
塔も お山も 二人づれ
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 会いはせなんだか 峠の上で
どこか埴輪に 似たおひと
きりり口もと やさしい 目元もと
広い胸巾(むなはば)
広い胸巾 竹の内
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 役の行者(えんのぎょうじゃ)も 及ばぬ夢を
今じゃジェット機 特急車
なんの岩橋 隅から隅へ
雨具いらずの
雨具いらずの 當麻路に
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
- 染め手織り手が 合せる笑顔
孫もひと役 力こぶ
當麻繁昌の マンダラ作り
揃う 染の井
揃う 染の井 空の虹
當麻へ 當麻へ
ドントコイ ドントコイ
更新日:2021年03月01日