第10回特別展「大和に三城あり」

更新日:2021年03月01日

第10回特別展「大和に三城あり」のチラシ

会期:2009年10月17日(土曜日)から11月29日(日曜日)
会場:歴史博物館特別展示室
関連行事

特別展記念講演会を2回にわけて実施しました。
記念講演会
第1回:10月24日(土曜日)「大和三城から見た日本の城」 千田嘉博氏(奈良大学教授)
第2回:11月14日(土曜日)「戦国時代の城下町-大和国を中心に-」 仁木宏氏(大阪市立大学大学院教授)

開催にあたって

大坂城がある畿内は、大坂城を中心として岸和田城、茨木城などの城郭すべてを含めて、畿内全体を城としてとらえる惣構えを形成していたといわれている。

大和の場合、郡山城、高取城の二城が畿内惣構え体制の中に位置づけられる城と考えられてきた。郡山城は国中(くんなか)を抑える城であり、高取城はその詰めの城とされてきた。

しかし近年、宇陀松山城に関する研究が進み、畿内惣構え説のなかに、宇陀松山城も含めるべきであるという「大和三城体制」説ともいうべき学説が提唱されている。

今回の展示会では、この大和三城を中心に検討し、展示をおこなう。また、畿内惣構え体制のなかでの新庄陣屋の位置づけについても考えてみたい。(開催要項より)

展示構成

  1. 郡山城
  2. 高取城
  3. 宇陀松山城
  4. 新庄陣屋

おもな展示品

  • 阿紀山城図(宇陀市教育委員会)
  • 宇陀城下図(丹波市立植野記念美術館)
  • 紺韋威段替二枚胴具足(丹波市立柏原歴史民俗資料館)
  • 高取城絵図(高田郷土文庫)
  • 郡山城出土瓦(大和郡山市教育委員会)
  • 井戸良弘書状(本館蔵)

ほか

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