第19回特別展「古代葛城の武人」

更新日:2021年03月01日

発掘品のモノクロ写真と古い甲冑の写真が載った、第19回特別展「古代葛城の武人-葛城市兵家(ひょうげ)古墳群と大和の甲冑(かっちゅう)-」のポスター

会期

平成30年9月29日(土曜日)から11月25日(日曜日)

休館日

毎週火曜日、第2・4水曜日

観覧料

一般 200円(20名以上の団体料金:160円)、高校・大学生 100円(20名以上の団体料金:80円)、小・中学生 50円(20名以上の団体料金:40円)

その他

(注意)その他、歴史博物館については、下記のリンクをご覧ください。

記念講演会

10月13日(土曜日)

第1回「古墳時代の甲冑と葛城」
講師:吉村和昭氏(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 学芸課長)

10月27日(土曜日)

第2回「古代葛城の武人」
講師:神庭 滋(葛城市歴史博物館学芸員)

11月10日(土曜日)

第3回「ワカタケル王権の防衛軍」
講師:千賀 久(葛城市歴史博物館館長)

備考

  • 会場:歴史博物館2階「あかねホール」
  • 定員:200名(要申し込み:電話番号 0745-64-1414)
  • 入場:無料

開催にあたって

 葛城市兵家の兵家古墳群は、五世紀後半を中心につくられた、総数15基からなる古墳群です。そのうち、兵家6号墳と12号墳から甲冑が出土しており、被葬者は武人としての性格をもっていたと考えられます。
奈良盆地とその周縁部で、古墳時代中期の甲冑が出土する古墳の例は、これまでのところ33例数えられます。
これらは、特定の地域にまとまる傾向がみられます。また、五世紀後半にその数が飛躍的に増加することが知られています。
地域的な遍在性や、ある時期に甲冑をもつ古墳が増加することに、どのような背景があるのでしょうか。
今回の展示会では、葛城地域と奈良盆地およびその周縁部の、古墳時代中期の甲冑を紹介するとともに、これら甲冑をもつ古墳の特色や、葬られた武人たちの性格について考えたいと思います。

展示構成

  1. 葛城の甲冑
  2. 大和の甲冑
  3. 葛城の武人、大和の武人

主な展示品

  • 葛城市 兵家古墳群 甲冑一式、銅鏡、鉄剣、鉄刀、馬具
  • 島ノ山2号墳 眉庇付冑
  • 大池出土 小札鋲留冑片、短甲片
  • 奈良市 ベンショ塚古墳 甲冑一式、馬具
  • 五條市 塚山古墳 甲冑一式、鉄剣、鉄刀
  • 橿原市 新沢千塚古墳群 甲冑一式
  • 宇陀市 後出古墳群 甲冑一式

など

この記事に関するお問い合わせ先

歴史博物館
奈良県葛城市忍海250番地1
電話番号:0745-64-1414
ファクス番号:0745-62-1661

メールフォームによるお問い合わせ