飯豊天皇埴口丘陵(北花内大塚古墳)
飯豊天皇埴口丘陵(いいとよてんのうはにくちのおかのみさざき)
説明
現在、飯豊天皇埴口丘陵として宮内庁に管理されています。
全長約90メートルの前方後円墳で、5世紀末から6世紀はじめ頃につくられたと考えられています。宮内庁による発掘調査で、円筒埴輪(えんとうはにわ)や、人物埴輪をふくむ形象埴輪(けいしょうはにわ)、木製品などが見つかっています。
飯豊天皇とは『古事記』・『日本書紀』に登場する女性です。清寧天皇と顯宗天皇の間、ごく短期間ですが政務をとったとされます。現在の角刺神社(つのさしじんじゃ、葛城市歴史博物館南隣)は、彼女が政治をおこなったとされる忍海角刺宮(おしみつのさしのみや)の跡地とされます。
所在地
葛城市北花内
アクセス
近鉄御所線近鉄新庄駅より徒歩約10分
更新日:2021年03月01日