調田坐一事尼古神社おんだ祭

更新日:2021年03月01日

おんだ祭における御供まきの場面の写真
  • つくだにますひとことねこじんじゃ
  • 鎮座地:葛城市疋田402
  • 祭神:一言尼古大神 事代主大神
  • 『延喜式』神名帳、三代実録等に記された由緒ある式内大社。拝殿の中には文久元年(1861)の古いものから現代までの絵馬が奉納され、氏子の「ひと言」の願いが託され篤い信仰を集めた様子がうかがえる。

3月6日、調田坐一事尼古神社において、恒例の御田植祭(おんだまつり)が行われました。あいにくの雨天でしたが、境内はたくさんの人たちで埋まりました。午後3時からの拝殿での神事に続き、4時半頃から御供まきが開始されました。まかれた餅はなんと二石(約280キログラム)にものぼります。が、わずか10分のうちに、ひとつ残らず氏子たちが手に持つビニールの中へ収まってしまいました。

御供まきの為のやぐらを設営する氏子たちの写真

やぐらを組んで御供まきの準備

拝殿前の屋外にて、御饌を前に神事を執り行う神官の写真

午後4時、神事が始まる

田おこしの場面の写真。田に見立てた斎場を練り歩く牛役の後ろで役員が唐鋤を持ち、田おこしの所作を行っている様子がうかがえる

唐鋤を使って田おこしの所作

御供まきの場面の写真。小雨の降る中でやぐらの上から氏子たちへ餅がまかれる様子がうかがえる

小雨の中で餅拾いの争奪戦

「雨は何年ぶりでしょうかねえ」と、神主さん。
雨をもろともせず、餅を拾い集める氏子たちを眺めて、にこやかに微笑んでおられました。

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