長尾神社

更新日:2021年03月01日

長尾神社(ながおじんじゃ)

長尾神社の二の鳥居前の写真。参道の奥に拝殿が確認できる

説明

 葛城市長尾に鎮座する長尾神社では、御祭神は水光姫命(みひかひめのみこと)と白雲別命(しらくもわけのみこと)が祀られています。
 当社の創建は明らかではありませんが、平安時代の書物である「三代実録」や「延喜式(えんぎしき)」神名帳にも記載される葛下郡の式内社で、とても古い歴史を持つ神社です。
 また放光寺古今縁起(ほうこうじここんえんぎ)(1443年)には、飛鳥時代に天武天皇が壬申の乱で勝利したことから、その報賽(ほうさい)としてこの地を神地と定められたと記されています。
 古代においてこの長尾神社の場所は、大阪方面から竹内街道を通って大和へ入り、飛鳥の藤原京に至る古代の大道「横大路」の西側の入口となる所であり、重要な場所に社地を構えていました。
 そして現代に至っても、この長尾の地は竹内街道や長尾街道などの主要な街道が集まり交差する、交通の要衝であることから、この街道を行き交う人々の守護神、いわゆる交通安全の神様としても、厚く信仰されています。

所在地

葛城市長尾471

アクセス

近鉄南大阪線磐城駅より徒歩5分

電話番号

0745-48-3018

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 商工観光プロモーション課
奈良県葛城市柿本166番地
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