扇風機による事故の防止

更新日:2021年03月01日

扇風機による事故の防止について(注意喚起)

節電対策として「扇風機」の使用が増加し、事故の増加が予想されます。

 「扇風機」は電気用品安全法の規制の対象となり、輸入・販売にあたってはPSEマークの表示が義務づけられています。特に、東日本大震災以降、輸入数量は大幅に増加しており、違法な製品の国内での流通が懸念されています。
また、今まで使っていなかった古いものを押し入れや物置等から持ち出して使用されることも考えられ、「扇風機」では、「経年劣化による事故」が多く発生していることから注意が必要です。
PSEマークが表示されていない「扇風機」等の電気用品(注釈)については、安全性が確認されていないこと、また、古い「扇風機」等は部品等が経年劣化しているおそれが高いことから、火災や感電等の事故の危険性が高いと考えられます。

 このため、消費者に注意喚起を行うためチラシを作成し、消費生活センター等の関係機関に配布して注意喚起を行うこととしましたのでお知らせします。

(注釈)電気用品安全法で規制されている電気製品を「電気用品」と言い、同法は電気用品の安全確保のため事業者による検査、PSEマークの表示を義務づけています。

注意喚起の主な内容

  1. PSEマークのない「扇風機」は、販売はできません。また、購入しないようにしましょう。
    (注意)コンセントに差し込むものに限ります。(USB接続や電池式のものは除きます。)
  2. 古い「扇風機」で以下の症状がみられる場合は、「経年劣化」による火災や感電の恐れがあります。直ちに使用を中止してください。
    • スイッチを入れても、ファンが回らない。
    • ファンが回っても、異常に回転が遅かったり不規則。
    • 回転するときに異常な音や振動がする。
    • モーター部分が異常に熱かったり、焦げ臭いにおいがする。
    • 電源コードが折れ曲がったり破損している。
    • 電源コードに触れると、ファンが回ったり、回らなかったりと不安定。

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